お疲れ様です、野田です。
今回は「先行期を狙ったエントリー」の練習として
実際のチャートを見ながら検証する内容をお伝えします。
前回は捉えたいアクションの
イメージ図が中心でしたので
チャート上ではどのような部分で
とらえようとしているのか注目して見てみてください。
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【動画講義A】
《練習》 先行期を狙ったエントリー
閲覧pass「the accumulation phase09」
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では、動画のポイントを下記に書き出しておきます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
★★動画のポイント★★
1)『際』を探す
先行期を捉えてエントリーするのを
他の言葉で言い換えますと
『際で勝負する』という感じになります。
際で勝負をすれば有利な勝負が
仕掛けられる可能性が高くなります。
つまり、際で勝負すれば「損切りしやすくなる」
という考えも含まれています。
2)最終局面がどこか探す
普段日足で見ていても全体感を掴むためには
週足は見ないとなりません。
日足のトレンドで最終局面を捉えたいので
週足の『際』がどこかラインを引いて確認しましょう。
週足でトレンドライン、ホリゾンタルラインが
大ダウ目線で引けるのであれば
その付近は「際」になりえます。
つまり「トレンドの最終局面」に
なりえる場所ってことですね。
3)小ダウの上昇トレンドラインを選択する
際を捉えて最終局面になりえる
場所を見つけてきたら
今度はその最終局面内で
トレンドラインが引けないか
安値と高値の推移を読み取っていきます。
・上昇トレンドの最終局面内であれば
二点の切り上げの安値を見つけて
上昇トレンドラインが引けないか探す
・下降トレンドの最終局面であれば
二点の切り下げの高値を見つけて
下降トレンドラインが引けないか探す
ここで注意して欲しいのですが
最終局面内でこれらの
トレンドラインを引くことになるので
捉えるフィールドも小さめですし
見つける安値と高値の推移は
小さいリズムの部分を見ています。
大ダウのような全体感のフィールドを
捉える用ではないので気を付けてください。
・全体感のフィールドを捉える大ダウのライン
・先行期を狙うために
最終局面内で引く小ダウのライン
この2つは意図を持って
明確に引き分けしないといけません。
で、最終局面内でトレンドラインが引けたら
そのラインをブレイクする動きを確認して
「リターンを待ってエントリー」
こんな感じでエントリーしていきます。
4)1つの局面内でラインが引けない場合
こちらは始めのうちは少し厄介かもしれませんが
「ターンの概念」の理解が必要です。
先ほどでは最終局面から
先行期になる動きを狙っていたのですが
この場合はターンの派生が長くなります。
①上昇の最終局面 ⇒ ②下降の先行期
⇒ ③下降の本格局面 ⇒ ④下降の最終局面
⇒⑤次の上昇の先行期 ⇒ ⑥次の上昇の本格局面
⇒⑦次の上昇の最終局面
上記のようなイメージで
一旦下降トレンドに切り替わってから
また上昇トレンドのターンに戻ってくる時に
エントリーを狙うことになりまして
前の①上昇の最終局面内で
上昇トレンドラインを引いて対処します。
本来は①上昇の最終局面から②下降の先行期に移る
タイミングを狙うのですが
この場合はさらに次のターンに
なってきたときに狙う方法になります。
文章だと何言ってるのか分かりづらいと思いますので
次回にまた短めの動画と図解で説明しますね。
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★★動画のポイント★★
以上が動画のポイントになります。
少し最後の4は難しいかもしれませんので
まずは1から3の手順を徹底して練習する方がいいかもしれませんね。
それで対応できない時は4のように
前のターンからラインを引いてきて対応する
という手段もあるよ、というのを思い出して
必要になれば練習してみてください。
①最終局面から②先行期に切り替わる
タイミングを狙った目線と
明らかに4の方法は捉えているフィールド
やターンのリズムが違いますので
この2つは別ものとして
認識してないといけませんよ。
こういう違いが認識できているかどうかで
トレーダーの力としてはっきり差が出てきます。
なんとなく勝っちゃってるのか
(多分どこかで負けこす)
意図をもって勝ってるのか
(負けてない)
こういう違いが生まれるってことですね。
ではまた次回も一旦内容は続きますが
今回は以上となります。
ありがとうございました。