お疲れ様です、野田です。
前回は「勝てる会員の思考を学ぼうぜ」
ってことでメールをお送りしました。
内容的には資金管理に関係するものでしたが
それ以外に勝てる人(結果を出す人)って
どういう思考をしているのか
この部分が感じ取れたと思います。
あと、ステップメールのバックナンバーは
サイトからも閲覧できます。
コンテンツサイト
⇒メニュー欄下部の「バックナンバー」
⇒その項目内の「FX講座通信 バックナンバー」
これ書かないと一生気が付かない人がいるので
このタイミングで書いておきました。
チャットワークのスレッドの過去にされた投稿なども
サイトに保管してあるので是非ご覧くださいね。
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■今回の内容に密接する内容
【FX講座通信A】
資金管理は超重要スキル
【FX講座通信A】
勝てる会員の思考を学ぼうぜの巻 ~資金管理編~
==========
さて、では今回の本題に移りますが
この内容も前回同様ナカモリさんが
非常に良い文章書いてくれてます。
折角なのでそのまま紹介します。
資金管理の動画講義でも同じような
話はしているかもしれませんが
勝てる人の思考がどうなっているのか
って部分でも参考になると思いますよ!
一応下記からナカモリさんが
詳しく解説してくれていますが
僕の方でも動画を収録しておいたのでどうぞ。
(言ってることは同じです)
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【動画講義A】ポジションサイジング
閲覧pass【Position sizing】
動画内で説明用に使っているメモ
⇒ http://nodashiki-fx.info/cyfons/cf/m5eus6
別ウィンドウで開いたあとDLはできます
※サイトにも「07資金管理」の項目下に
「ポジションサイジング」のページ内に
同じ動画を貼ってるのでそこからも見直しできます。
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50連敗しても資金が「36.4%」残る
破産しない資金管理の発展編
安武さん!
こんばんは! ナカモリです。
今号では、
「50連敗しても破産しないテクニック」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
について詳しくお話しをしていきます。
多くの方は、やっぱり資金管理の話よりも、
勝つためのロジックの話の方が興味津々なのですが、
とは言っても、
この資金管理の土台が出来ていないと、
どんな素晴らしい勝つためのロジックであっても、
その効果を発揮する前に、資金を失い、
相場から退場させられてしまうことになるので、
野田さんも仰る様に『最重要スキル』だから、
まだご覧になられていない場合は、
必ずご覧になっておいて下さいね〜
それで、やっぱりどうしても、
皆さん、テクニック的な事が好きなので、
今号では、
『50連敗しても破産する事のない
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
世界基準で現場のプロが使っている資金管理術』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
という資金管理の応用テクニックをお伝えしますね〜
ちなみにこれからお伝えする資金管理の考え方は、
絶対ではなく、あくまで1つの意見ですので、
ぜひ色々な資金管理術の意見を
ご自身で試して比較してみて、
自分なりに安定した資金管理を、
構築してみて下さいね〜
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『50連敗しても破産する事のない
世界基準で現場のプロが使っている資金管理術』
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よく、書籍や教材で書かれている資金管理では、
『損切りは10%』とか『損切りは○○pips』
とかで説明されていると思うんですよね??
で、これって、実はプロトレーダーが集結する
機関投資家が実践してる資金管理を知っている人からすれば、
しょうじき、、、
「え?それ大丈夫なの?」
という話になります。
要するに、勝っている強いプロの
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
資金管理というのが存在するんですよね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それで、まず安武さんが
トレードや投資をするときの状況を思い浮かべながら、
これからのお話をしっかりと聞いて欲しいのですが、
初心者の方は「ふぅ〜ん。そうなんだ」
ぐらいで話を聞いていただき、
これがプロ達がやっている資金管理術
だということを知ってもらえればと思います。
まず、FXでも株でも暗号通貨でもなんでも、
チャンスだと思った時に新規エントリーをしますよね。
そこで、
「まず新規エントリーする前に、
最初にやらなければいけないことは?」
これなんでしたっけ?
これは、もう安武さんなら分かると思いますが、
それは、、、
『最初に1回のトレードに対する
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
想定損失額を決定すること』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
でしたよね。
では、『想定損失額』を
どのように決定するのか?
というお話を詳しく説明していきます。
例えば書籍や教材によっては、
「損切りは20pipsに収めよう」とか、
「損切りは1万円までに収めよう」
みたいな書き方が多いのですが、
まぁ〜ハッキリ言って、
「いけてない」わけなんですよね。
要するに重要なのが、例えば、、、
安武さんが100万円の
投資運用資金があったとして、
100万円に対しての損失割合というのを
何%(パーセント)に設定して考えられているか?
これがまず重要になってきます。
で、これは人それぞれという部分もあるのだけれど、
初心者さんやなかなか勝ちきれていない人であれば、
私なら「1%~2%」が適切だと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ちなみに人それぞれと言いましたが、
このパーセントの数字は、
プロトレーダーの中でも議論が起こり
色々な意見はありますが、私たちが分析した経験上でも
やはり「1%~2%」が適切だと考えています。
これからFXを初める様な初心者の方であれば、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
必ず「1%」から初められた方がいいでしょうし、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
数年の経験者であっても
~~~~~~~~~~~~
必ず「2%」以内に収めたほうが良いと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
で、相当スキルのある人は、
4%とか5%の場合もありますが、
それは、野田さんレベルの、
凄まじい人が設定しているパーセントなんですよね。
逆に言えば、凄いトレーダーであっても
最大5%のリスクしか許容していないわけです。
だからもし今の安武さんが、
100万円の運用資金があって、
それに対する10%=10万円のリスクを許容するのは、
あまりにも損失額の設定が大きすぎなわけなんです。
ちなみに私が知っている、
月収300万円ぐらいを稼ぐトレーダーの人であっても、
彼は当初、損失割合を2%以内に収めてやっていたのですが、
ある日、安定して勝てるようになったから、
調子に乗って、5%まで一気に上げた瞬間、、、、
こんな凄いトレーダーでさえも
資金を飛ばしてしまっったそうなんです。
こういう事例をみるとやはり、
2%以内に収めるのが良いかと思います。
やはり5%以上の損失リスクを許容するという事は、
一言では言えない大きな投資心理が影響するからなんでしょうね。
で、初心者の方からすれば、
1%~2%って何?よくわからない~
って方もいるので簡単に説明しておくと
例えば、運用資金が100万円あったとして、
1回のトレードに対して負けても良い損失額を
運用資金に対する「1%」と決めた場合、
100万円に対して1%の損失なので、
1回のトレードで負けても最大1万円まで
ということになります。
ここまでは大丈夫ですか?
では、仮に資金が30万円だったとして、
「1%」に設定した場合
1回の最大損失額はいくらになりますか?
簡単ですよね?
1回のトレードで最大で負けてもよい金額は、
3,000円になります。
ここまでは大丈夫そうですかね。
それでは、次に
1回のトレードに対する損失割合が、
「1~2%」で収めるためには、
ロット数(取引量)をどれぐらいに
設定すればいいのかを考えていきましょう。
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★☆適切なロット数(取引量)の決め方について★☆
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さて、ここで安武さんに
実際に考えてもらうために、
適切なロット数の決め方について、
問題を出したいと思いますので考えてみて下さい。
======【問題】======
安武さんは今、FXで運用する資金を
60万円を持っていて、
安武さんは経験者なので、
損失許容を「2%」に設定したとします。
という事は、1回のトレードで、
最大で負けていい損失は、1万2千円となりますが、
この場合、下記URLの例題画像の
ドル円4時間足の相場状況で、
ショートを検討した場合の、
ロット数(取引量)はいくらが適切でしょうか?
(例題画像)ドル円4時間足の相場状況
================
という問題ですが分かりますか?
ご覧頂いている安武さんも
いちど、ここで手を止めて考えてみて下さい。
・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
答えは、、、2万通貨です!
~~~~~~~~~~~~~
2万通貨で取引をした場合、
ドル円で60pipsのマイナスだと、
ちょうど1万2千円の損失に収まりますね。
で、この考え方は非常に重要なのですが、
「最初に損失額を決める」ことによって、
その状況に応じて、ロット数(取引量)を
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
変えてトレードしなければいけないのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
すなわち、毎回のトレードで、
ロット数が一定という事はないんですよね。
この考え方を、以前も何度か出てきましたが、
『ポジションサイジング』と言います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
重要なことなので、もう一度言いますが、
ロット数(取引量)は、いくら稼ぎた
~~~~~~~~~~~~~~~
いから設定するのではなく、
~~~~~~~~~~~~~
運用資金に適切な損失額から考え、
~~~~~~~~~~~~~~~~
その損失額内に収めるためには
~~~~~~~~~~~~~~
いくらのロット数で取引をすればいいのか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この順番で考えることが重要で、
この「ポジションサイジング」という考え方を、
プロの投資家・トレーダー達は、
世界基準の資金管理として持っているんですよね。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
★☆50連敗しても破綻しない発展編★☆
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それで、ここからさらに発展した考えで、
「損失許容を1~2%」とお伝えしましたが、
例えば、安武さんは1%に設定したとして、
仮に「5連敗したとします」
それで
1%の損失を5回繰り返しているのだから
トータルの損失は何%になりますか?
1%×5回だから、、、トータル5%?
と考えると思うのですが。
実は、これはまた重要な資金管理の考え方で、
たとえば1回負けたとしたら
資金は99%になりますよね。
100万円の資金だった場合、
99万円になっちゃうわけです。
そこで、次に負けた時の損失額は?
と言うと、1万円じゃないんですよね。
考え方としては、、、
1万円減った99万円に対して1%だから
99×0.01で損失額は
9,900円と設定するわけです。
なので、99万円−9,900円だから
残りは98万100円になります。
それでまた1%設定だから
980,100円×0.01=9,801円
こうやって、元ある100万円に対して
1%の損失を取り続けるのではなく、
どんどんと失った資金に対して、
~~~~~~~~~~~~~~~
1%の損失割合で考えていくこと。
~~~~~~~~~~~~~~~~
少し勘の良い人は、
気づいたかもしれませんが、
この資金管理法だと、
全資金を失うことはないんですよね。
例えば、単利で2%だと
50連敗したら全部100%分の
資金は無くなってしまいますよね?
けどこの負けたときも勝った時も
今ある資金に対して、2%をかけていく
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
という資金管理をやっていくと、
50連敗してもなんと!
資金は「36.4%」は残るんです。
~~~~~~~~~~~~~~~
この資金管理の考え方をすれば、
実は一生、破綻することはありません。
さらに、経験値やスキルを積んでいって、
徐々に勝てるようになってきた時に、
この運用資金が少しづつ増えるにつれて、
“今の資金”に対して、損失許容のパーセントで考えていくと、
FXや株、暗号通貨、その他の相場の
一番魅力である『適切な複利の力』を使う事ができます。
なので、
運用資金を増やしたからロット数を増やす
勝てそうな気がするから、勝負所だと思ってロット数を増やす
ってのは本当はナンセンスで、
一番適切なのは、
運用資金が徐々に増えるにつれて、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その都度の運用資金に適切な
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ロット数が徐々に増えていくことによって、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1回のトレードでの利益額が大きくなる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
という考え方が、一番『適切な複利』の
効果を安定して発揮できる方法だと思います。
だから、FXは怖いとか資金を大きく失いそうとか
思っている人は、こういった数字で見てもらえれば、
決して、FXは一気に資金を飛ばす様な
危ないギャンブルではない事が分かって頂けると思います。
(上記の資金管理法を使えばの話ですが)
こういう資金管理を初めて聞いた
という方も多いかもしれませんが、
実は「基礎中の基礎中の基礎」なんです。
だから基礎というか、破綻しないための
原理原則ですから、これを知っているだけでも
だいぶトレードで大きくは負けなくなってくると思いますよ。
さて、こうやって勝っているプロ達は、
こういう資金管理をしているのか~
と分かって頂けたのではないでしょうか?
以前なんかでは、
暗号通貨が稼げるって聞いたものだから、
貯金のすべてを投入して、
一世一代の勝負をした人も多かったと思います。
例えば、100万円しか資産がない人が、
リスクも考えずに暗号通貨に
80万円突っ込んだりするわけです。
これがもし80万円を突っ込んだ暗号通貨が
使われなくて消滅してしまったら・・・?
損失額は80万円なんですが、
もし資産が4,000万円ある人が
80万円の損失額であれば、
「2%」に対する損失なので、
「あー80万円なくなっちゃった〜
残念。次にチャレンジだ!」
となるのですが、ただ多くの人は
100万円しか資産がない状態で
80万円突っ込んだりするので、
リスクとしては「80%」を
背負っているわけなんですよね。
ここで80%の資金を失ってしまったら、
こうなると後は残りの20%しか資金がありませんから、
「大逆転してやろう!」とレバレッジをかけて、、、
見事に破産して、資金がスッカラカンになるわけです。
これがいわゆる投資ではなくギャンブルなんです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本人は慎重な民族のはずなのですが、
投資においては「世界一大胆」になっちゃうんですね。
だから世界でも「日本人はカモれる」と
有名になってしまっているんですよね~
だから、安武さんも
投資の世界でカモにされないために、
今号の資金管理術の話は、
何度も繰り返しご覧になってもらって、
まずはデモトレードでもいいので
検証をして、徹底できるように訓練をしていきましょう!
では!
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ナカモリさんのメールは以上です!
本当は自分でこの内容を書こうと思ったのですが
ナカモリさんの文章が良いので
そのまま転載しておきました。
(やっぱ結果を出す人の文章っていいですよね)
上記までで書いてある資金管理について
重要なことをもう一度記載しておきますが
「損切りは資金の1%~2%以内」
「ポジションサイジング」
この2つでしたね。
実際損切りのパーセントは
人によって変わりますが
始めのうちは大きくても
5%とか超えない方がいいです。
ここ守れないと資金飛ばします(マジで)
もうそもそも連続で損切りをくらうの
大前提で考えるってことですね。
で、ポジションサイジングですが
これは私たちはトレンドラインゾーンを使って
トレードする上で欠かせませんよね。
日足とかで見ていたら
ゾーンが80pipsくらいあるとかよくあります。
そのゾーンのブレイクで損切りをするので
計100pipsは損切り幅見ておかないとなりませんが
ポジションサイジングの概念が分からない人は
「損切り幅が大きくて耐えられません( ;∀;)」
ってなりますが、安心してください
ポジションサイジングの発想が分かってれば
単純に取引量の調整をすれば問題ありませんよね。
上記にも例は載っていましたが
損切りする価格幅(pips)から
許容損切りパーセントに収まる取引量を
逆算で求めればいいってだけです。
言われたら結構単純ですが
大負けした時の私も
当然こんなことしてませんでした笑
こういう損切りのルール、ポジションサイジングを
きちんと守っている人は大負けしづらいトレードできてますし
結果的に利益が残りやすいトレードに繋がりますよね!
本当こういう考え方って
日本に輸入されてくるのって遅かったので
最近始める方達は早めに知れるしラッキーですよね。
(私も大負けする前に知りたかった)
てな感じで、資金管理の内容はかなり重要なので
今回までで計3通かけて配信しました。
またこの内容に関わるものは
今後もお送りするかもしれませんが
一旦以上までにしておきます。
こういう考えは何度も何度も反復して
頭に叩き込んでくださいね。
これだけ言っても守れないから
人間はつくづく弱い生き物なんだな、って
自覚をしっかりすることが大事です。
無意識にでも他人事と思っていると
結局ルールなんて守らず
資金を飛ばす羽目に合いますよ。
それでは今回は以上となります。
ありがとうございました。