お疲れさまです、野田です。
前回のメールでは新しい分析法として
『マルチタイムフレーム』の概念をお伝えしました。
今回は続きとしてマルチタイムフレームで狙いたい局面について
もう少しイメージ描写を加えて説明をしますね。
前回のメールでも説明していますが文章だけだと
イメージ掴みづらいかと思いますので。
(今後マルチタイムフレームをMTFと略します)
イメージ描写ができるかどうかって
かなり重要ですので今回の動画をご覧いただき
MTFで狙う局面を脳内にしっかり叩き込んでください。
イメージできないことは人間行動できません。
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【動画講義A】MTFを取り入れる局面
閲覧pass「MTF22」
チャートを使った検証はまた次回にします
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では動画の要約も書き出しておきますね。
■動画の要約
1)基本形(スイング目線)
⇒先行期を狙ったエントリー
・狙うアクション
a) トレンドラインのブレイク&リターン
b) チャネルラインの意識の復活
c)トレンドラインの意識の復活
2) MTFを取り入れたい局面
a) 本格局面の順張り
b) 最終局面の順張り
c) 先行期の順張り
※狙うアクションは基本形と考え方は同じ
下位足でそのアクションを捉えるようなラインを選択してくる
動画内では上記のことまでを説明しています。
このまま狙う局面のイメージの説明を続けますが
a) 本格局面の順張り
こちらの局面ですが個人的には
一番苦手としていて難しいと思っています。
(人によってはここが一番得意だったりする)
本格局面の入り方については今までの講義で
細かく説明して触れていませんでしたので
このタイミングで扱います。
スイング目線であればチャネルラインのブレイク&リターンで
本格局面の初動を捉えることはできますが
動きが結構急だったり、戻しが4H足で見ていても
ほとんど認識できない動きだったりします。
なので、最初に覚えるエントリーとしては
安値、高値の推移のリズムからして難しいんですよね。
ただ、上位足で本格局面入りしている可能性があれば
基本は強いトレンドがそこから発生していきますので
そこをMTFの考えを取り入れて狙ってみよう、という話になります。
b) 最終局面の順張り
この局面はまだトレンドが継続中なので
その局面の中で順張りを狙っていくというエントリーです。
本格局面ほどトレンドは強くなくなってきてはいるが
安値と高値の切り上げのリズムは崩れていません。
(上昇トレンドなら)
普段のスイング目線なら最終局面内で
小ダウの上昇トレンドラインが引けるまで待って
その上昇トレンドラインを
ブレイクしてきたらリターンを狙う。
こんな感じでしたね。
そこを敢えてまだ順張りで
付いて行くのもOKっちゃOKです。
最終局面も形成してから切り替わるまで
なんだかんだ数週間はあったりしますし
その間を短期目線のスイング(数日ほど)のリズムで
安値、高値の切り上げの推移を取りに行ってもいいですよね。
気を付けて欲しいのは、普段のスイング目線よりかは
出口も短めに考えないとならないことです。
最終局面内で上昇チャネルラインが既に引けているなら
取ってもそこまでにした方が無難です。
(下降トレンドの最終局面なら下降チャネルラインまで)
仮に上昇チャネルラインをブレイクしていっても
その動きまでは諦めましょう。
後になってまだ本格局面の途中だったんだな
と分かることなので、その時は分かりませんしね。
c) 先行期の順張り
これは動画内でも話していますが
基本狙わなくても大丈夫です。
先行期を捉えて入れたなら
そのままスイング目線でホールドしていけるか見ていきましょう。
折角このタイミングで入ったのに下位足に落として
目標値を定めてもリスクリワードが悪くなります。
てことで、基本MTFの考えを取り入れるのは
a) 最終局面の順張り
b) 本格局面の順張り
この2つの局面になります。
エントリー自体の考え方は
スイングの時の先行期を捉えるエントリーと同じです。
左のターンから右のターンに変化する
アクションを狙えってだけです。
a) トレンドラインのブレイク&リターン
b) チャネルラインの意識の復活
c)トレンドラインの意識の復活
このどれかです。
このアクションを下位足で探していくのがMTFの考えですね。
実際のチャートを使って
検証するのはまた次回にします。
(そちらの収録時間が長くなったので)
それでは今回は以上となります。
ありがとうございました。