お疲れ様です、野田です。
今回は「先行型ライン」というものを扱います。
先に言ってしまいますが
チャネルラインからトレンドラインを引いてくる
ってタイプの引き方がこのラインです。
(本来はトレンドライン⇒チャネルライン)
通常は、まずトレンドラインが引けないと
チャネルラインも作れませんけど
新規で買いか売りでエントリー
しているプレイヤーにとって
チャネルラインは利確目標値になってます。
では、手順を逆にして引いてきた
先行型トレンドラインは
一体どんな意識のされ方なのか??
ここって超重要ですね。
新規エントリーしたいプレイヤーが注目している
サポート、レジスタンスなのか??
既にエントリーしているプレイヤーにとっての
利確目標値なのか??
ここの読み取りをしくるとラインに対して
おこなうアクションもかなり変わってきます。
よくありがちなヤバイアクションは
チャネルラインに到達したから逆張りエントリー
とかでしたよね??
これも何故ヤバいのか説明できないと
同じような行動取りますよ。
先行型トレンドラインはあくまで
チャネルラインから先に作ってきて
それをトレンドラインのように仮定で
みなして引いてくる方法なので
本来はトレンドラインではないんです。
意識されるとしたら
こういうトレンドラインに成り得るのでは??
という「みなしトレンドライン」という感じです。
始めの頃に「説明できないラインは引かない」
って何度もお伝えしてましたが
このラインも説明できるかどうか超重要です。
なんでもかんでもライン引けば
いいわけでもなかったですよね?
説明できるかどうかって作業を
面倒に感じてやらないと
何時まで経ってもまともにライン引けないですよ。
で、安易な他のものに逃げたとして
上手く行かない人を結構な割合で見てきてます。
永久に何かから逃げ続けるのって
それでいいんか?とは思いますけど。
やっぱひとつのことを
先ずは一年は継続できないと
何やるにしてもちょい厳しいです。
我々も赤さんの時に
コケながら何度も歩く練習して
やっと歩けるようになりますよね??
言葉が話せるようになる過程も同じですよね。
いきなりちょっと言葉聞いたからって
話せるようになるかって話なんですよね。
赤さんトレーダーから大人トレーダーに
早くなりたいんだなあって。(おにぎりを頬張りながら)
そう切に願うだけではなれません。
そう所望しているだけではなれません。
では、今回の動画講義のURLは下記に載せてあります。
今回も二回撮りなおしてますので
大分温和に話せてます笑
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【動画講義A】先行型ラインの使い分け
閲覧pass【parallel lines】
※サイトの「05 ライン分析(基礎)」のメニュー内に
「先行型ライン」というタイトルでページを作成しておきました。
見直す場合はサイトからも閲覧できます。
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毎回収録後に確認して思うのですが
何故こんなに急にテンション爆上げに
なりだすのかなあ、って
怖いなあ怖いなあって。
多分その時って
全部自分に言ってるんですよね笑
自分との問いかけに途中からなりだして
テンションが沸騰してるんですよね。
自分はそうできているのか??
奴隷マインドに支配されてないか??
とか。
まあ、これくらい感情をぶっ放して
あれこれ自分との問いかけしてるから
今だに楽しんでトレードやってるってことですね。
したらば、動画内でも話してますが
先行型ラインについてこのまま説明しますね。
先行型トレンドラインは通常とは手順を
逆にして引いてくる方法になりますが
何故あえてこうするのか??
という部分が説明できないとやはりダメですよね。
先行型トレンドラインから読み取りたいことは
以下の3つになりますので順番に説明していきますね。
一応今回も図解チャートを作っておきました。
ただ、下記の文中では先行型上昇トレンドラインの説明をして
図解の中では先行型下降トレンドラインを使って説明しています。
どちらも考え方は一緒なので
文章読みながらイメージしてみてください。
・図解チャート①~④
⇒ http://nodashiki-fx.info/cyfons/cf/jqeu
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
先行型トレンドラインから読み取ることの手順
1)値動きの枠組みを事前にイメージしたい
2)サポート、レジスタンスとして
いきなり判断はしない
3)先行型トレンドラインに対しての
反応から判断する
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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1)値動きの枠組みを事前にイメージしたい
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自分は先行型トレンドラインを使ってくる場合は
まずこれをイメージしたいからって時が多いです。
普通にトレンドラインが引けるなら
それに越したことないしそれでええんどすが
安値と高値の形成具体的に
どうしても引きづらい時がありますよね。
例えば、上昇トレンドラインが引きたいけど
安値が複数形成していて始点と終点のチョイスに迷う
トレンドラインを引いてチャネルラインを合わせてみると
チャネルラインに対しての価格の反応が悪い
などなど、こんな感じで
トレンドラインが引きづらい
トレンドラインをどれで残すのか迷う
とかアリエールですよね。
そんな時はもう逆算の発想で
チャネルラインがそこにあるであろうから
そこで利確売りが入っとるんじゃ!
だったら先にチャネルラインから作ってきて
トレンドラインがどうなってるのか確認したらええやん?
的な発想で行きます。
高値の切り上げの角度は
その時点で綺麗に発見できる
だったら本来そうやって
上昇トレンドラインが引けたであろうから
上昇チャネルラインに対して利確売り(高値)が
ある可能性が大なんですよね。
あ、これ上の説明と
同じこと二回言ってるだけです。
こうしてチャネルライン⇒トレンドラインと
作ってくることで
今の小ダウなり大ダウの値動きの枠組みは
大分イメージしやすくなりますよね。
枠組みってフィールドのことですから
それがイメージできないと
新規買いや売りの拠点が
どこで発生していた可能性があるのか
これからどこで継続しそうなのか
とかイメージが湧かないですもんね。
陣地取り合戦で考えると
どこに陣地があるのかすら
判断できてないことになりますから
とてもじゃないですが
そんな状態で戦場に飛び込んだら
問答無用の死亡遊戯ですさかいに。
そんなん戦略も立てられないわって。
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2)サポート、レジスタンスとして
いきなり判断はしない
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んで、次なのですが
上記はあくまで値動きの枠組みを先行して
イメージするために先行型トレンドラインを作ったので
そのライン自体をサポート、レジスタンスとして
いきなり判断はしません。
だって、イメージでしかないから
実際どうなるか分かるわけないでしょ?
って感じですよね。
そのラインに対してどういう反応をするかによって
こちらが取るアクションも変えないといけません。
そこまで見てから判断しないと
見切り発車してやられます。
先行型上昇トレンドラインまで
価格が落ちてきたからいきなりロングします??
しません(食い気味
関係なくそのままプリーン!
って落ちるかもしれませんよね。
だって、そのラインって
本来の上昇トレンドラインではないですから。
当たり前っちゃ当たり前じゃないですか。
クラッカーじゃないですか。
我々はここまでに安値と高値の推移を
読み取る練習を積んできているはずです。
だったらここでも当然のように
その力を出してこないとですね(にっこり
考えなくても当たり前のように
その思考を出してきて
息をするかの如く使ってこれて
始めて使えるって言うですよね。
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3)先行型トレンドラインに対しての
反応から判断する
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ほんでもって次です。
もう一度言いますが
我々は安値と高値の形成から
ラインに対しての読み取りをします。
基礎ラインでもちょい特殊ラインでも
ラインを使わないにしても関係なくそうです。
では、先行型トレンドラインに対して
どのように読み取るのか??
前述通り、いきなりサポ―トとかレジスタンスとして
判断するには根拠が乏しすぎます。
相場目線だったらいきなり過ぎてヒキます。
仮定で引いたラインなので
サポレジの反応を示すかどうかも仮定でしかありません。
と言いますか、全てのテクニカルは
仮定であることが当たり前の前提ですけど。
何かしらの根拠が発生してくるまで待つ
仮定から事実が発生するまで待つ
これが大人トレーダーです。
先行型上昇トレンドラインで
話をしていましたのでそのまま説明しますね。
☆☆☆サポートの意識が発生する場合☆☆☆
先行型上昇トレンドラインを引いているので
そのあたりでサポートの意識が発生する
可能性は事前に考慮していますね。
で、実際安値の切り上げが確認できたとします。
その時下位足の動きをズームインして見ると
直近の小ダウのターンが安値と高値の切り下げの動きから
切り上げのターンに変化している段階です。
そこまで判断できるタイミングがきたら
ようやくロングを仕込めますよね。
ここの流れで何を読み取ったか
確認のために言いますと
サポートの意識が発生するかも、って仮定から
実際キープして『安値が切り上がった』
という安値の事実を確認してます。
仮定から事実が発生する
この流れが必要です。
☆☆☆サポートの意識が発生しない場合☆☆☆
これからサポートの意識が発生するかも、と
仮定していても関係なく抜ける時もあります。
この時もチェックしておきたいことがありまして
『抜ける前に小ダウで一回でも安値を形成したのかどうか』
ここは確実に見ておきたいです。
もし、小ダウで一回でも安値を形成していたとしたら
その事実を見ているプレイヤーは一定数います。
てことは???
小ダウの安値 ⇒ 小ダウの高値
の転換ってことで
交差対称点を捉えられますよね。
つまり、普通にブレイク&リターンを捉えて
ショートエントリー検討できますよね。
ここで安値を形成しないで
一直線に近い形でズドン!と落ちていったら
おそらくリターンがきたとしても
交差対称点の高値が形成する可能性は微妙かもしれません。
こんな感じで今までの力をつかってくれば
普通に判断できるっちゃできますよね?
だから基礎が超、超、超大事だ
ってことが改めて認識できますね。
てな感じで、上記までで
先行型トレンドラインを作成してくる考え方と
使ってくる場面など説明しました。
今回の内容は
てかトレード普通に負けませんよね??
くらいのレベルになってたら
ようやく考えてくるような内容なので
まだその段階に来てない方は気にしなくていいです。
使ったところでまともに読み取り
できないでしょうし生兵法になります。
ダメ、絶対。
ここまで学習してきている方なら
何でそんなこと言ってるのか分かりますよね?(にこ
この内容についても、もっと深堀りしたら色々話はあるのですが
一旦ここまでくらい判断できたら
まあ、活用できるレベルにはなれます。
しつこく言っときますが
自分がその物を扱える思考回路や
視点がそもそも備わっているのか??
そのステップに来ているのか??
など毎回考えてくださいね。
ただ使えない知識だけ増やしていっても
何の役にも立たないし、その知識って無価値になりますからね。
(現代人はマジでこういう人が多くなってきた)
何かの知識を価値のあるものに昇華するのも
自分でやることですよ、ってね。
それでは今回は以上となります。
ありがとうございました。