メジャー通貨とマイナー通貨


お世話になります、野田です。

既にMT4をダウンロードしてチャートの操作感を掴んだり、
ラインを引く練習を始めている方もいらっしゃるかと思います。

ただ、毎日チャートを眺めて
値動きのアクションが何故そうなっているのかを
イメージしてみるだけでも力は大分つきます。

できれば、1日に15分~20分は使って

ラインを引いてみる→ラインに対して値動きの反応度はどうだったか、
リターンムーブはどこで発生していたのか、

など検証、確認をすることをお勧めいたします。

さて、今回は「メジャー通貨とマイナー通貨」についてお伝えいたします。

ラインを引く→検証してみる、の作業をしていく中で
どの通貨ペアを選択すればいいのか?
という疑問もでるかと思いますので。

まず、一般的に言われている通貨の分類分けを
お伝えしますと以下のようになります。

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■通貨の分類

1)メジャー通貨

ドル、ユーロ、円、などの国際市場で
取引されている通貨のことで取引量も多く24時間取引が可能です。

2)マイナー通貨

中国人民元、南アフリカ・ランド、トルコ・リラなどの
限られた地域の市場で取引される通貨のことを指します。

取引するプレイヤーも少なく、
その地域の市場が閉じると取引できなくなることもあります。

上記のように

取引量が多ければ「メジャー通貨」

取引量が少なければ「マイナー通貨」

と考えていただいて問題ありません。

基本的には、取引量の多い「メジャー通貨」で取引していくことになりますので
ラインを引く練習も「メジャー通貨」おこなうと宜しいかと思います。

マイナー通貨は、取引しているプレイヤーも少ないので
ライン分析に限らず、相場の原理原則が働きづらいという点もありますので
何か特別な理由が無い限りは、取引自体避けた方が無難です。

また、参加しているプレイヤーが少ないので値動きもあまり変動しませんし
スイングトレーダーにとっては値幅が伸ばしづらく利益になりづらい、
という点もデメリットになります。

下記は、2016年度の取引ランキングになります。

数値でどれだけシェアがあるのか見てみると感覚が掴めるかもしれません。

1)EUR/USD(ユーロ/米ドル) 23%

2)USD/JPY(米ドル/円) 18%

3)GBP/USD(英ポンド/米ドル) 9%

4)AUD/USD(豪ドル/米ドル) 5%

5)CAD/USD(加ドル/米ドル) 4%

6)CHF/USD(スイス・フラン/米ドル) 4%

7)USD/その他 25%

こうやって見ますと、
やはりドル絡みの通貨ペアが多く取引されているのが分かりますね。

今回は、直接トレードには関係の無い内容ですが

練習をする段階でも、どの通貨ペアを選択するのかは
結構大事な話ですのでお伝えしておきました。

それでは、今回は以上となります。
ありがとうございました。


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