お疲れ様です、野田です。
今回から実際のトレードで使っていく
エントリーについて必要な考え方を説明します。
前回までの動画講義でも
ちょくちょく話していたとは思いますが
エントリーで狙う局面は「先行期」でしたよね?
で、その先行期の中で
「ラインの選択」をしてくる感じでした。
では具体的にどういうラインを選択するのか
動画にて解説しましたので下記のリンクからご視聴ください。
例によってまたリンクから下部には
動画のポイントも記載しておきますね。
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【動画講義A】
先行期を狙ったエントリー
閲覧pass「the accumulation phase09」
※長いのでコピペして張り付けてください
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では動画のポイントを見ていきましょう。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
★★動画のポイント★★
1)『リターンムーブ』と『逆行現象』
a) リターンムーブ
「抜けたラインまで戻ってくる動き」
「hook and go」「ブレイク&リターン」とも言う
b) 逆行現象
「直前のトレンドに対して逆の動きが起きること」
我々がエントリーして取りに行くのはここの部分
ここで大事なのは「何故リターンムーブを待つのか?」
なのですが、せめて直前の最終局面のプレイヤーが
撤退しくれてないとトレンド転換しようがないんですね。
直前の敵が撤退したとみなせる動きが
(ラインのブレイク)
出てきたら一旦は先行期を捉えたい目線の
自分たち側のターンになりそうですよね。
で、その後いきなりエントリーするのではなく
相場にはオセロとか将棋などと似た性質がありまして
相手方の陣地を奪ったら自分たちの陣地になります。
この性質を利用してブレイクされた
ラインに対してリターンがくるのを待ちます。
そうした方がより有利になりやすい
価格でエントリーできますし
なにより一番大切な
「損切り」がしやすいです。
中途半端なところで勝負してしまうと
逃げづらくなりますよね。
だから「リターンムーブを待つ」という行動を取ります。
全ては負けづらい勝負を仕掛けるためですね。
2)損切り
「エントリー根拠のラインを再ブレイクされたら
(かつ資金の-2%内におさまるように)」
これは資金管理かポジション管理の内容の時に
また詳しく解説しますが(損切りの仕方に種類がある)
一番簡単に上記のように覚えておくと宜しいかと思います。
損切りは最優先すべき行動なので
確実に再現性が高くなるようにしたいです。
あまり複雑化した結果
その行動を取れなくなるのは避けたいです。
こういうのも勝負をどう持っていくのか
という大事な考え方になりますよね。
3)上昇トレンドの『意識の復活』
「直前で発生していた
フィールド内に戻ってくる動き」
こちらは前提の理解として
ターンの概念が必要になりますね。
先ほどのリターンムーブを待ってエントリーする目線は
直前の最終局面のターンが
素直に切り替わってくれた例でして
こちらの方は一度小ダウで
上昇トレンドが発生しかけていたのに
下落が続伸してしまい、あれ??
と思っていたらまた上昇トレンドがしっかり発生してきた
みたいな感じでターンを3つほどまたいで見てますので
少しだけ難易度は上がります。
下降トレンドの最終局面内で
素直に下降トレンドラインが引ければいいですが
引けない場合、小ダウの安値の切り上げがあれば
上昇トレンドラインが引ける時もあります。
その後、また上昇トレンドラインの上に
復活してくる動きがあればエントリー自体はできます。
イメージとしては
全体は下降トレンド中で
①小さく上昇トレンド発生しかけ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
②全体の下降トレンドに従って下落続伸
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
③再度上昇トレンドの上に戻ってくる
(小ダウ目線の買いプレイヤーの復活)
こんな感じでしょうか。
『意識の復活』と指しているところは今回で言いますと
上昇目線のプレイヤーの意識
上昇のターンの意識
上昇トレンドラインの意識
と、色々含んでますが
簡単にザックリと
「買い方向の目線の意識が復活してきた」
のようなイメージで把握されていれば大丈夫です。
4)意識の復活の別ver
※難易度はさらに上がります
慣れないうちは優先度が高くないので注意
今回は下降トレンドから上昇トレンドに切り替わる直前で
発生している『下降の最終局面』である
という状況を仮定していますので
そのターンの変化を捉えるために
今回は「下降チャネルラインの意識の復活」
というアクションを捉えています。
このアクションも前述と同じく
一度抜けたフィールド内に戻ってくる動きを
下降チャネルラインに対して捉えるのですが
気を付けていただきたいのは
「チャネルラインは性質が弱い」
というのを忘れないでください。
チャネルラインは利確目標として
意識されているラインですので
そもそも能動的なアクションが
そんなに発生しづらいラインです。
トレンドラインであれば新規のエントリーで
能動的なアクションが発生するので
ラインの性質、強度は強いんでしたよね。
という感じで、チャネルラインは性質が弱い
かつ今の状況の過程では下落続伸していって
ブレイクされてしまったラインになっている
という2つが重なりさらにヒビが入って
弱い城壁のようなイメージです。
チャネルラインの意識の復活は
そんなラインの上に再度戻ってきたので
一旦ヒビの入ったチャネルラインに修復が入り
一度は敵の侵入を防げる
くらいにはなった程度の強度は復活して
そのタイミングでやや買いが入るというイメージです。
ヒビ入ってる⇒やや修復された(でも強度は??)
こんなバリアを自分のバックにして
積極的に戦えるかと言いますとちょっと怖いですよね。
なので、下降チャネルラインの意識の復活は
一番タイミングが早くエントリーできる可能性はありますが
弱いラインを根拠にして戦うことになりますし
逃げ方が兎に角徹底してないと
この根拠で戦っては絶対だめです。
こういった意味で優先度は高くない
という風にお伝えしてます。
ただ、自分は一番得意な入り方だったりします。
これは逃げ方が上手いからできる選択なので
逃げ方が上手くなってない段階では
真似しない方が賢明だと思いますよ。
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★★動画のポイント★★
ちょっと長くなりましたが
かなり重要な内容なので記載しておきました。
一回目は文章で見て分からないと思いますので
動画を見て復習する時に文章だけで
イメージができるかどうか、などの練習用にしてみてください。
人間は視覚から得る情報が80%ほど占めていますし
最初はイメージを掴むために
映像でイメ―ジ作りした方がいいですね。
その後は自分で同じことが説明できるか
アウトプットの練習をしないと駄目ですが
その練習で文章で読む、書き出してみる
ってのは有効な学習法です。(これはマジで)
自分で説明できない、文章として書きだせない
というレベルだと確実にトレードも上手く行きません。
是非面倒くさがらずやってみましょう。
ということで、今回は以上となります。
ありがとうございました。