お疲れ様です、野田です。
さて、今回から数回にわたって
ライン分析を活用した「ポジション管理」の
テクニックについてお伝えしていきます。
ライン分析の要となる考え方は
チャートにラインを引くことで
「フィールド」を捉えていく、でしたね。
ここまでの期間、練習を繰り返すことで
既に体感としても身についてきているかとは思います。
フィールドを捉えることにより
サポート・レジスタンスのゾーンが把握できます。
そしてフィールドが把握できていると
フィールドのブレイクにより
買いと売りの力関係に変化が起きる
タイミングなどを読み取っていきます。
上記の様な、基礎的なライン分析の考え方の把握や
実際にある程度ラインを
引くことができてきましたら
次は、ライン分析を元にした
発展テクニックを見ていきましょう。
今回はその一つ目として
≪≪同値撤退≫≫
というテクニックについてお伝えいたします。
早速、下記のリンクから
動画をご視聴くださいませ。
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【動画講義A】同値撤退
閲覧pass【loss cut 21】
※間に半角スペースあり
==========
では動画の要約も載せておきますね。
細かい部分は動画の方でご確認ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
1)同値撤退の種類
a)含み益から同値撤退(難易度:易)
b)含み損から同値撤退(難易度:高)
※bのタイプは難易度が高いので
相場環境認識がしっかりできている時のみ取り入れる
2)どちらの同値撤退になるのか
・買い
〇安値が切り上がればOK
⇒ 上昇トレンドライン (or 上昇チャネルライン)
上昇トレンドラインをブレイクされると
「含み益から同値撤退」になる可能性がある
×安値が切り下がるとNG
「含み損が出た後に同値撤退」できる可能性があるが
上位足の強いサポートラインが近くにいないと厳しい
・売り
〇高値が切り下がればOK
⇒ 下降トレンドライン(or 下降チャネルライン)
下降トレンドラインをブレイクされると
「含み益から同値撤退」になる可能性がある
×高値が切り上げるとNG
⇒ 上昇トレンドライン or 上昇チャネルライン
「含み損が出た後に同値撤退」できる可能性があるが
上位足の強いレジスタンスラインが近くにいないと厳しい
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この「同値撤退」のテクニックは
今後私がお伝えしていく
スイングトレードの戦略でも
要となっていく手法になります。
ただし、逆行現象や意識の復活を
上手く捉えたエントリーをしていないと
そもそもこのテクニックは活用しづらいです。
上手く上記のアクションを捉えられてない段階では
絶対に取り入れないでください。
含み益が一瞬出た後に
速攻同値撤退しまくることになりますし
最悪なのは含み損が出たポジションを
無意味に放置することになってしまいます。
意味不明に大損してしまうリスクもありますよ。
ゾーンの捉え方がまだ上手くできない
先行期を狙って逆行現象、意識の復活を
まだ上手く捉えられない
こういう状態であれば素直に損切りしていた方が
リスク管理の意味では良いです。
テクニックを活用するためには
基礎力が必須条件になります。
今後のためにも先んじて
このようなテクニックはお伝えしていきますが
やはり習得するには相応の時間が
かかるものだとお考えください。
(体感していく時間も必要)
それでは、今回は以上となります。
ありがとうございました。